株主総会は、企業の経営方針や業績を直接確認できる貴重な機会です。初心者の方でも気軽に参加できるよう、事前準備や流れを確認してからぜひ参加してみてください!
まずは事前準備から始めましょう
持ち物チェック
・議決権行使書(これだけ一番大事!)
・総会資料(紙か、持参したタブレットなどで見ましょう)
・メモ帳・筆記用具など(気になる点をメモするため)
総会資料は会場で配ってくださる所もありますが、送られてきた封筒ごと持っていくのが安心です。
服装のポイント
普段着でOK!スーツでなくても問題なし
女性はカジュアルな方が多い印象、男性はスーツの方からカジュアルな方まで様々です
いざ、株主総会当日
最寄り駅到着後
ほとんどの企業では、スタッフが「会場はこちら」と案内版を出してくれています。方向がわからなかったらその方に聞けばOK
迷う心配は少ないですが、念のためグーグルマップも活用しましょう。
会場に到着したら受付へ
受付で議決権行使書を提出し、質疑応答用の番号札を受け取る
会場では、大勢の社員さんに出迎えられます。
あまりにも大人数だったりするのでちょっと恥ずかしい思いも(陰キャだけ?)しながら席へ…
大きな会場だと、前の役員の様子が見れるようにモニターも大量に配置されています。
せっかく来たので前の方に座ると臨場感が味わえます。また、モニターが見やすい所、質問する予定なら出入りしやすい所もおすすめです。
当日の流れと注目ポイント
①社長のご挨拶
企業の方針や今後の展望について語られることが多いので、事前にIR情報をチェックしておくと理解が深まります。
②監査役の報告
企業の財務状況や監査結果について説明されます。
③事業報告(映像が多い)
決算短信や企業のIRページで確認できるため、映像はざっくり見る程度でもOK。私はふわーっと聞いています。
④質疑応答(ここがメイン!)
質問は簡潔に!
ダラダラと自分語りをして要領を得ない人は一定数います。徐々に雰囲気が悪くなっていきますのでほどほどに…。
しかし、企業の姿勢や社長の人柄を知るチャンスなので回答や言い回しをチェック!
⑤議案の決議
株主の投票によって、企業の重要な決定が行われます。
⑥閉会
企業によっては、閉会後に懇親会を開催することもあります。
私が株主総会で見ている所
①他の株主さん
上品な雰囲気の方やスーツ姿の法人株主っぽい方など、さまざまなタイプの参加者がいます。
企業の製品のファンとして応援している人や、長期保有で毎年参加している人も。どんな人たちが株を保有しているかを知るのも、投資判断の一つの材料になるかもしれません。
②社員の方
大人数で出迎えてくれる企業が多いので、どんな方が働いているのか?雰囲気を感じ取ってみるのも面白いです。
③役員の方
質疑応答では、様々な質問が飛んできます。
社長が一人で全て答える企業もあれば、質問対策が万全で淡々と答えるスタイルの企業も。
どんな対応をしているかを観察すると、企業の姿勢や文化が見えてきます。
まとめ
株主総会は、普段なかなか見られない情報が得られる絶好の機会!
一度参加してしまえば、どの企業でもほぼ同じ流れなので、次からはもっと気軽に参加できます。
ぜひ、株主総会に足を運んでみてくださいね!
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