「現物保有とクロス取引、どっちがいいの?」と迷う方へ。この記事では、私が実際に使っている判断基準や、損切りの経験を交えて、投資スタイルの選び方を紹介します。
現物保有の条件:安定した配当+優待のある企業
安定した配当と優待がある企業なら、現物保有の対象とします。
判断基準として、企業のIR資料をチェックし、特に「配当方針」に注目しています。
配当方針のポイント
- 配当性向:業績が悪化すると配当が減るため注意
- 株主資本配当率(DOE):配当性向よりも業績の変動に左右されにくい
- 累進配当:長期保有したくなるポイント
優待が改悪・廃止になっても配当がある程度出ていれば株価も下がりにくいという傾向があると感じています(※あくまで個人的な意見です)。
さらに配当+優待の総合利回りが4%以上であれば、購入判断の目安にしています。
外食企業は別枠で考える
とはいえ、外食企業は配当が少なく、優待メインの企業も多いのが現状。
ある程度リスクを織り込む必要があり、優待が改悪・廃止された場合は潔く損切りすることも選択肢の一つです💦
私は最近の外食企業だとアトムを損切しました…😣
クロス取引の活用:高額株の優待狙い
クロス取引を選ぶ理由
株価が3,000円以上の値がさ株になると、予算の関係で現物保有の決断が難しくなることも。
しかし「優待は欲しい!」という場合、クロス取引で権利を取ります。
例えば、30万円投資した株が値下がりし10万円になってしまった場合、
たとえ長期保有のつもりでも心理的なダメージが大きいですよね(実際にそういう銘柄を持っていて涙…)。
制度信用は使わない理由
私は一般信用のみを利用しているので、在庫がないと諦めることもありますが、
制度信用の仕組みを理解できていないため 「理解できないものには手を出さない」 というスタンスでそちらはやらず。
クロスコストを考慮した基準作り
ただし、値がさ株はクロスコストが大きくなるので、
事前にいくらかかるのかを調べ「いくらまでなら費用をかけてもいいか?」という自分なりの基準を作っています。
クロス取引はタイミング次第で費用負担が大きくなることもあるため、
できるだけコストと利回りを計算しつつ、慎重に判断するようにしています。
「どこまでリスクを許容するか?」を考えながら、自分に合った戦略を見つけることが大切!
その時々の市場環境を見ながら、柔軟に戦略を考えていきたいですね!
この記事のまとめ
・安定配当+優待がある企業は現物保有
・外食系は優待改悪リスクを見て柔軟に対応
・値がさ株はクロス取引でコストを計算して判断
・制度信用は使わず、理解できる範囲で投資
・投資スタイルは「自分に合うかどうか」が最優先!
コメント